10月に入り、急に寒くなってきましたね。
体脂肪には保温効果があるので、痩せると寒がりになります。
ダイエットの経験がある人なら体感的に分かるかと思います。
具体的にどれくらい保温機能が低下するのでしょうか。
落とした体脂肪の機能
私の減量を例に考えてみます。
71kg 22% (2016/02)
→
65kg 12% (2016/10 現在)
7.82kgの体脂肪を落としたことになります。
厚み換算
まず、脂肪の密度は0.9007[g/cm^3] なので、体積に換算すると、約8682[cm^3] となります。
仮に、身体中に均等に脂肪がついていたと仮定します。
体表面積を求めるのに、デュボア式が知られていますが、ここでは以下の近似式で求めます。
体表面積[m^2] = ( 身長[cm] + 体重[kg] - 60 ) / 100
= (173 + 65 - 60)/100
= 1.78[m^2]
= 17800[cm^2]
17800[cm^2] の領域に8682[cm^3] の脂肪が均等に広がっているとすると、8682/17800 = 0.49[cm] の厚みということになります。
痩せた結果、0.5[cm] の厚さの、脂肪でできた全身タイツを脱ぎ去ったことになります。
こう考えると、去年より1枚多く羽織らないといけない気がしますね。
エネルギー換算
脂肪の比熱を2000[J/kg℃] とします。
(油の比熱参考)
つまり、7.82[kg] の脂肪の温度を1℃上げることで、
2000*7.82=15640[J]
のエネルギーを蓄えることができるということです。
比較として、ミニサイズの使い捨てカイロの発熱量が1時間に3,200[J] ほどです。
暖かい風呂に入るなどして体を温めて、体脂肪の温度を1℃上げてからの1時間の外出は、ミニカイロを5枚貼り付けているようなものということですね。
去年の冬は、全身タイツを着た上でカイロを5枚も貼り付けていたのに寒かったということは、今年の冬はどうなってしまうのでしょうか。
去年と同じ感覚ではなく、しっかりと防寒対策して体調管理していきたいです。
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