2016年9月23日金曜日

連れジムのメリットについて

普段のトレーニングでは基本的にイヤホンをして音楽を聴きながら、一人で集中してやっていますが、誰かと一緒にジムに行くことについて考えてみます。



誰かと一緒だと違うことは?


ここでは、一緒にジムに行って、各自トレーニングするだけの場合は除きます。

それは一人でやっているのと変わらないですね。

また、トレーニーとトレーナーの関係にある場合も除きます。

お互いにトレーニーであり、少しでもジム内で関わりを持つ場合について考えます。

1.トレーニングにかけられる時間


トレーニングには人それぞれペースがあります。

分割リズム的にやる種目も違います。

それを一緒にやることになるので、自分がやりたいトレーニングにかけられる時間は少なくなります。

2.インターバル時間


交互にトレーニングすることになるでしょうし、人数によっては順番にトレーニングすると、インターバル時間は長くなってしまいます。

普段インターバルを2~3分ほどとっている人にとってはいつもと変わらないように思えるかもしれませんが、それはそもそもインターバル時間の取りすぎです。

30秒から1分ほどで次のセットに行くようにしたいのですが、連れジムではそれは難しくなります。

3.トレーニングの質


特にウェイトトレーニングの場合、重量を変えるのに時間がかかります。

人それぞれやりたい重量は違うでしょうが、毎回変えるのも手間なので、みな同じ重量でやることになります。

基本的に一番弱い人に合わせることになるでしょうから、それ以外の人にとっては重量不足となり、質の高いトレーニングで追い込むことができなくなってしまいます。

連れジムにメリットは無いのか?


ここまでの話だと、連れジムには全くメリットがないように思えますが、そうとも言い切れません。

1.追い込み


一人では、もう無理!とやめてしまうところを、あと1回!と周りから言われることで、精神ブロックを解除しやすくなります。

ベンチプレスなどのフリーウェイトでは基本的にネガティブな方向への追い込みが難しいですが、持ち上げるときは補助してもらって、下げるときは自力で頑張るなどすることで、ネガティブ方向への追い込みがしやすくなります。

2.フォームのチェック


自分のフォームをチェックしてもらったり、人のフォームを参考にすることで、フォームの矯正につながります。

また、人のフォームを見る際は、どういう動きをするとどの関節がどのように動き、どの筋肉が使われているのかが分かります。

触らせてもらえるなら運動中の筋肉を触らせてもらうとよくわかると思います。

体脂肪が少なく、筋肉が発達している人の場合は見ただけでどの筋肉が動いているかまで分かります。

3.新しい刺激


普段自分がやらない種目をやることもあるでしょうから、新しい刺激になります。

効いた種目は今後のメニューへ取り入れるなどすることで、マンネリ解消につながります。

4.情報交換


トレーニングは奥深いです。

唯一正しいセオリーがあるわけではないので、トレーニングに関する情報量は無限大です。

一人でトレーニングしていると考えが固まってしまいがちですが、多くの考えを取り入れることで、トレーニングの質は進化していきます。

連れジムのメリットとしてはこの情報交換が一番大きいと思います。



連れジムには連れジムのメリットはありますが、筋発達を目的とするのであれば、基本的には一人で黙々と取り組むべきです。

一人ジム10回に1回連れジムの割合でも多いのではないでしょうか。

伸び悩んだり、新しい刺激・情報が欲しい場合に、目的を持って連れジムする分には意味があると思います!

その際は自分だけでなく一緒に行く人にとっても意味のある連れジムになるように心がけると良いですね!

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