それは分かっているのですが、脚のトレーニングはきついし、どうしてもモチベーションが上がらない、という人は多いかと思います。
楽して脚のトレーニングができたらベストですが、そんな方法があったらとっくに広まっていることでしょう。
まずは、どうして辛いのかを知るところから始めましょう。
なぜ辛いかが分かったほうが、なぜだか分からないけど辛い状況よりはマシになるでしょうし、何らかの対策を考えることもできるかもしれません。
脚のトレーニングが辛い3つの理由
1. 脚の筋肉は心臓から遠いから
筋トレをすると、栄養を送り込んだり、溜まった老廃物を排出したり、熱を下げたりするために、負荷のかかった筋肉に血液が集中します。
一般的にこれをパンプアップと言います。
筋トレ直後は筋肉が大きく見えるのはこのためです。
(ただしこれは一時的な効果で、時間が経つと元に戻ります。)
脚の筋肉は心臓から遠いため、血液を届けるのが大変で、心臓に負担がかかるのです。
実際、脚のトレーニング中は脚が熱く膨れ、体温が上がり汗も出て、心臓はバクバクいいます。
セット間を短くしようと思っても、息が上がって整えるのが大変です。
ベンチプレスの後に脚のトレーニングをしようとすると、胸に集中していた血液を今度は脚へ流さなければならず、より心臓に負担がかかります。
負担を少しでも軽減させることを考えると、あまり離れた部位を連続してトレーニングすることは避けたほうがよさそうです。
私の場合は脚のトレーニングの日は脚をまず追い込み、最後に腹筋を追い込みます。
(それでも酸欠で吐き気がすることがあります。)
2. 脚の筋肉は大きいから
脚の筋肉は大きいため、他の部位と比較すると、トレーニングにエネルギーが多く必要ですし、トレーニング後の回復力も強くなければいけません。
疲れるし回復に時間がかかるのです。
例えば分割法(3分割)で、週3回トレーニングするとしたら、必ず2日連続で休みになるタイミングがあります。
その直前のトレーニングに脚の日を持ってくるなどで多少は疲労が緩和されるでしょう。
日:胸の日
月:休み
火:背中の日
水:休み
木:脚の日
金:休み
土:休み
といった感じです。
分割数やトレーニング頻度によって、組み合わせ方は変わってくるでしょうが、工夫の余地があります。
3. 脚の筋肉はあまり見られないから
脚の中でメインとなる大きな部位は太ももかと思いますが、太ももを出す機会ってないですよね。
海でも注目されるのは上半身(特に大胸筋や腹筋)で、普段は腕や、服の上からでも違いがわかる肩幅とかですよね。
ですが、目立つ筋肉を鍛えて驚かれることが目的でトレーニングをしているのでしょうか?
もし、かっこよくなりたいという目的があるならば、脚も鍛えるべきです。
この人、筋肉は凄いけれどもなんかかっこよくないな、と違和感のようなものを感じることがありますが、よく見ると脚が細い、なんてことが多いです。
脚に限らず、バランスの悪さは、ぱっと見でも違和感につながります。
対策が具体的な行為ではなく、意識の問題なので難しいところですが、かっこよくなりたいならばトレーニングで好き嫌いは禁物です。
脚のトレーニングにどう取り組むか
さて、脚のトレーニングが辛い原因を見てきましたが、1日のトレーニングメニューや、分割法のローテーションを見直したり、目的を明確化することで対策ができそうですね!
脚のトレーニングをやろうと思ってもどうしても気持ちが追いつかない人は、ぜひ考えてみてください。
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