2016年9月13日火曜日

トレーニングを洗練させろ!フォームの重要性本当に分かってる?

筋トレではフォームが大事と言いますが、やればやるほどその大事さが強く感じられます。

おそらく今の自分が思っている以上に重要なものなのでしょう。

成長すればするほど、トレーニングを洗練させていかなければ、それ以上伸びない気がします。



なぜフォームが大事なのか

1.必要な負荷をターゲット筋にかけるため


筋肉を大きくするためには、必要な負荷をかけなければいけません。

負荷が必要な重さに足りていないと、せっかくやっても筋肥大にはつながりません。

フォームが崩れると、負荷が分散してしまうため、同じ重量を扱っていても、ターゲット筋への負荷は小さくなります。

崩れたフォームで無理やり上げても、ターゲット筋以外の箇所が疲れるだけなのです。

2.伸びしろの程度を知るため


筋肉を大きくするためには、今出せる限界の力でトレーニングしなければいけません。

限界の力を出すと、どれぐらいの負荷に耐えられるかは、今までのトレーニング実績から測ります。

ですが、フォームが安定していないと、日によってブレが生じ、フォームの崩れ具合によって上げられる重さが変わってきてしまいます。

鍛えたい筋肉がどれほどの負荷に耐えられるかが見えなくなってしまうのです。

それでは着実なステップアップは見込めません。

3.怪我しないため


これは言うまでもないかもしれませんが、フォームが崩れると、思わぬ方向に力がかかったりして、怪我をする可能性があります。

特に扱う重量が重くなってくると、大きな怪我につながることがあります。

怪我をしてトレーニングを休まなければならない可能性があるというのはとても大きなリスクです。

フォームを維持する筋肉をつけよう


正しいフォームでトレーニングするためには、動かさない筋肉も大事になってきます。

例えば、ベンチプレスは主に胸の筋肉を鍛えるためにやりますが、胸の筋肉だけ使っているわけではありませんね。

動かしているのは主に胸と腕ですが、果たして背中、腹筋、下半身は脱力状態にあるのでしょうか?

やってみればわかりますが、そんなことないですよね。

数10kgの負荷を安定して胸にかけるためには、胸以外の全身の筋肉で身体全体を支えて、フォームを形作らなければいけません。

特定部位のみを鍛えていると、伸び悩むことがあるのは、土台がしっかりしていないと、ターゲット筋に十分な負荷を与えるためのフォームが維持できなくなってしまうからです。

全体のバランスに対して分不相応な筋肉は付きにくいということですね。

フォームの練習をしよう


筋トレというのはやればいいものではなく、練習しないとできるようにはならないものです。

野球や、ゴルフを上達させようと思ったら、試合に出るなどの実戦練習ばかりではなく、素振りなどの基礎練習をしますよね。

筋トレでも同じように素振り練習をしましょう。

セット間の数10秒の間で鏡を見ながら数回やる程度でもいいと思います。

負荷がかかるとどうしてもフォームのみに意識を持っていくことが難しくなるので、負荷の無い状態で、理想のフォームを体で覚えるということが大事です。

理想的なフォームは、経験者に聞いたり、自分のフォームを見てもらったりして確認すると良いでしょう。

ですが、周りに聞いたり見てもらったりする人が常にいるとは限りませんね。

そんな時は、人のフォームを観察しましょう。

ただし、悪い例を見ても意味がありません。

ではどのように見分けたらよいのでしょうか?

私は、「どれだけ重い重量でできているか」ではなく、「どれだけいい身体をしているか」で、その人のフォームが参考になるか判断しています。

重い重量でやっているのにたいしたことない身体ということは、効果が出ていないということですから。

あんまりじろじろ見るのも失礼かもしれませんが、技術は盗んでいきましょう。

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