人の身体は左右対称じゃない?
もともと人の身体は完全には左右対称ではありません。
そもそも日常の動きの中で、左右対象でない動き(文字を書いたり)がある以上、仕方のないことです。
では、仕方ないから左右非対称でいいのでしょうか?
骨格や筋肉が左右対称で無くなれば、当然左右対称の動きはできなくなります。
筋トレには多くの左右対称な動きがあります。
それらの動きは正しいフォームでできなくなるということです。
フォームが崩れると、左右均等には負荷がかからなくなり、バランスの悪さは悪化します。
さらに怪我の原因にもなるでしょう。
このような負のループにはまらないようにしなければなりません。
左右非対称にならないためには?
トレーニングの中で左右均等に鍛えているつもりでも、無意識のうちに強い方へ負荷を逃しているということがあります。
例えば80kgのベンチプレスをするとして、右手で40kg、左手で40kg均等に支えるのは非常に難しいです。
どうしても左右連動する動きをする種目は、強いほうが弱い方をサポートしてしまうのです。
一方で、動き自体は左右対称だとしても、左右独立した動きが可能なダンベルプレスのような種目は、左右均等に負荷がかかります。
ベンチプレスばかりやっている人は、たまにはダンベルを使ってみてください。
脚のマシントレーニングでは片足ずつやる、というのも効果的です。
左右均等重量で同じような負荷を感じれば、バランスが保てていますが、片方が弱いと実感したら、バランスが崩れている証拠です。
人によっては、左右対称に力を出すことが得意な人もいるかもしれませんが、苦手な人は、左右独立した動きの種目を普段のトレーニングに盛り込んでみてください。
日常にも意識できることはある!
カラダのバランスが崩れる原因は日常にも潜んでいます。
脚を組んだり、片手でカバンを持ったり、片側に負荷がかかる動きは全てバランスが崩れる原因となります。
普段右手でカバンを持つことが多ければ、左手に持ち替えてみたりといった、ちょっとした意識の変化でも多いに意味があると思います。
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