トレーニングをしている人なら分かるかと思いますが、大胸筋を綺麗に大きくするのは非常に難しいです。
何も考えずにがむしゃらにトレーニングすると、おそらく大半の人が大胸筋の外側下部が発達し、垂れ乳のような状態になるでしょう。
上部と内側は鍛えるのが難しいのです。
せっかく頑張って鍛えても、垂れ乳になったらカッコ悪いですよね。
どうしたら綺麗な胸を作れるのでしょうか。
上部を鍛えるには?
胸にかかる負荷は力のかかる方向によって変わります。
上からかかると上部に、まっすぐだと中部に、下からだと下部に効きます。
(上すぎると肩になるので注意!)
フリーウェイトの場合は力は重力に従って垂直にかかるので、体に対する力の方向を変えるためには、体の傾きを変える必要があります。
上部に効かせたければインクライン、中部ならフラット、下部ならデクラインということですね。
上部に効かせたければインクライン、中部ならフラット、下部ならデクラインということですね。
上部だけ発達して、下部がなかなか発達しないという人はあまりいないので(もちろん個人差はありますが)、意識的にやるのは上部のトレーニングになるかと思います。
中部、下部と比較して、上部で扱える重量は軽くなるので、普通のベンチプレスで扱える重量で挑戦して、怪我をしないように注意しましょう。
内側を鍛えるには?
内側を鍛えるには大胸筋を収縮しきることが大切です。
バタフライマシンでやるならば、肘と肘をくっつけるような気持ちで最後までやり切ることです。
オールアウトさせる種目としてオススメなのは、ケーブルクロスオーバーです。
単にデカくしたいわけではなく、内側を鍛えて形を綺麗にしたいのであれば、どこまで筋肉を収縮できるかがポイントとなり、ケーブルクロスオーバーはそれに適しています。
クロスすることで、他の種目以上に収縮できます。
ケーブルならではのメリットですね。
片手でやる場合はそこまで重量を上げずに(最小重量でもいいくらい。それでもきつい!)、収縮させることに意識を持っていきましょう。
さらに言うとフォームを意識して片方ずつやるのが望ましいです。
両手でクロスさせると左右で腕の高さが変わるのでターゲットが若干変わります。
空いた片手で、胸の収縮を触って意識しながらやりましょう。
片手でやる場合はそこまで重量を上げずに(最小重量でもいいくらい。それでもきつい!)、収縮させることに意識を持っていきましょう。
また、ケーブルは体に対して引く方向が重要です。
収縮しきった時に負荷がかかるポジションになるようにしましょう。
ケーブルのライン方向に対して体が向く感じですね。
綺麗な胸筋を目指して
ただ大きいだけでなく、整った胸筋は非常に魅力的です。
自分はどこが発達しにくいかを見極め、意識的に発達しにくい箇所を追い込むようにしていきましょう。
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