その名の通り、押す方向に力をかけるか、引く方向に力をかけるかの違いです。
今回はプル系種目を効果的にする方法を考えます。
プル系種目で使う筋肉は?
プル系のメインターゲットは背中です。
引く動きで背筋を使うのです。
一方で握るという動きも伴います。
握る動きには前腕の筋群を使います。
この握るという動きが曲者です。
プル系種目が難しいところは?
1.前腕が疲れてしまう。
プル系種目は手を放してしまうとバーが手から離れてしまい、大変危険です。そのため、ついつい必要以上に握る力を強めてしまい、前腕が疲れてしまうのです。
メインターゲットは背中なのに、先に前腕が疲れて、背中を追い込むことができません。
2.メインターゲットへの意識が散漫になる。
筋トレで大事なことの一つに、鍛えている箇所を意識するということがあります。同じ動きをしているようでも、ターゲットに意識を持っていくことで、フォームや追い込みが変わっています。
ここで、しっかり握らなければという意識があると、背筋への意識が薄れてしまうのです。
プル系で背中に効かせるためには?
握りではなく、引きを意識しなければなりません。
そのためには必要以上に力をかけなくてもしっかりと握れて、かつ手が滑って外れるなどの不安感がない状態にしなければなりません。
そこで登場するのがサポーターになります。
1.グローブ
指先だけ穴の開いた手袋のようなものです。
プル系だけでなく、トレーニング全般的に使えます。
手のマメ防止にもなります。
ただし、バーと手を固定するものではないので、滑り止めにはなりますが、握力の補助にはなりません。
1000円~2000円で買えるので、最初はグローブから取り入れてみるのはいかがでしょうか。
2.パワーグリップ
こちらはグローブと違い、握力の補助になるものです。
価格帯は広いですが、3000円くらいから買えます。
私はまだグローブしかもっていないのですが、最近購入を検討しています。
重量100㎏くらいまでは問題なく使えるようなので、当分使えそうです。
3.リフティングストラップ
私が行っているジムでもかなり本格的にトレーニングしている人でリフティングストラップを使用している人はいます。
100㎏を超えるような重量を扱う際はパワーグリップだと不安が残るようです。
こちらは私が使用するレベルになったらリポートしようと思います。
自分のレベルに合ったサポーターを使うことは安全に、効率的にトレーニングするために大事なことです。
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